supernova / 超新星

バンプが「supernova」という単語を使った曲を出して、初めて「超新星」という意味があることを知った。
「supernova」と言えばエルレの曲にもあるし、なんか良く使われてそうな単語だ。「超新星」という響きもあってか、その意味は“新しく輝きを放つ星”とイメージしてしまったが、その本来の意味も、藤原氏が書く「supernova」もイメージとは全く異なっていた。
先日発売したB−PASSと言う雑誌のインタビューで、その間違った見解が正されるわけだが、本来の「超新星」とは、今まで存在していた恒星がその寿命を終え、最後にその銀河全体の明るさにも匹敵するほどの大規模な爆発で明るく輝いて見える現象と言うことになるそうだ。どう言った由来で死を迎える星に「超新星」という言葉になったのか不思議ではある。
しかし、超新星はその爆発を終えた後、新しい星の誕生のきっかけになると言うのだ。それはその残骸が長い年月をかけ少しずつ集まり新しい星の誕生の第一歩であると言われている。
参考文献→http://www.tam.ne.jp/aoki/pages/aboutnova.html
これらの事を踏まえて考えると、「supernova」の歌詞と「超新星」の存在について関係を見出せる。歌詞中に一度も「supernova」も「超新星」も出てくることはないが、あの曲はまさに「超新星」であって、“本当の存在は　居なくなってもここに居る”等、星の爆発からくる言葉がたくさん散りばめられている事に気づく。

この曲の第一印象で多くの人が「いい歌詞」とか、過去に別れてしまったヒトの事を思い出したりすると思うが、それだけで終わらせないで、「超新星」の存在について調べてみて貰いたい。この曲の意味合いについて、自分の中で思う事がまだまだ出てくることと思う