インディーズに嵌る俺

気がつくとここ最近自分の買っているCDが殆どインディーレーベルから出ていたことに気づく。
それまでメジャーバンのライブばかり行っていたのが今となっては比率は逆転。一公演3000円もあれば見れてしまうという安さ。ヒジョーにサイフに優しい。
ただ、買うCDも2000円程度で済むのだが収録時間は皆揃って短め
そこんとこがねー、勿体無い
現在贔屓にしているインディーバンは椿屋、エルレ、ジムノペディ、倉橋ヨエコなんかですね。因みにdorlisは出会って半年でメジャーに行きました。
なんでしょうかね。インディーのほうが世相に捕われない個性的な音楽が多い気がする。ひねくれ者の自分には美味しい音楽ばかり転がってるのだ。昭和歌謡とか、フレンチポップとか、あんまし一般的にはバカ売れし無そうなのが

現在メジャーで売れてるCDなんかは結局万人が聴いてウケる音楽なんだし、聴き易い音楽は飽きるのも早い。表面上の音楽を見ているヤツらが評価した音楽に興味など無い。
そんな中でも名曲は名曲で存在するが現在のチャートを見る限りでは滅多にお目にかかれそうなさそうだ。

メジャーとインディーズで何が良いのか悪いのかと言われると、まあ人によって色々ではあるが、私に言わせれば大した垣根なんてないような気がする。上に挙げたバンドだってもうメジャーバンみたいな売り方してるのもあるわけだから。
インディーからメジャーに行っても売り方やスタイルを変えないバンドは山ほど居るし。逆にタイアップだテレビ出演だと徒に知名度ばかりが伸びていってしまうバンドも居る。
現行のファンにしてみればそうやって知名度先行で純粋に音楽を分からないファンがつくことを恐れているフシが多い

ユーザー側からしてみればそう思うかもしれないが、バンドにしてみたらどうだろう
音楽で飯を食っていく以上売れなきゃ金にならん
売れるために、大きくなる為に音楽やってるのかどうかはバンドによって色々ではあるけれど、現実問題売れなきゃ続けることもできない。
認められる、認められないって言う所では今はメジャーに上がる目的とは別のところにある感じがするのだ

バンプなんかはメジャーにあがる際結構あれやこれや言うファンが多かったと思うが、なんだかんだでインディーからのファンは減る事は無く寧ろ増える一方だ。

逆に、メジャーに上がって一頻り名前が売れた後は閑散としてしまうバンドだって居る
そこでバンドが、付いた客を逃がさない為にどんな音楽を出してくるかが運命の分かれ道なのだ

誰だって現在の状態維持を要求しつつも期待ばかりが増えていくものだ
それだったらメジャーに上がろうが上がるまいがバンドが作る音楽が人々の心を繋ぎとめておかないと結果は一緒
音楽で仕事の評価をするのならばやはり続けていく事じゃないだろうか
一瞬ヒットしたからって、その後に活動が維持出来ないようでは意味が無い。結果を出していかなければ続ける事が出来ないから。

だから自分は今好きなバンドがいつメジャーデビューしようがしまいがとやかくは言わない。
長く続けてってくれればそれだけで構わないんです